藤村克裕雑記帳

色の不思議あれこれ096 2018-07-12

ゴードン・マッタ=クラーク展

 ぼやぼやしてたら、昨日、梅雨が明けてしまった。もう夏なんである。時間の経つのが早すぎる。ついこの間、いよいよ田んぼに水が張られる季節になった、とかなんとか書いたばかりだ。明日から7月だぞ!
 今日はもう、暑すぎて、気晴らしに散歩に出かけるくらいのことしか思いつかなかった。日差しが強い。つい日陰を探している。
 そういえば、と思い出していた。
 一昨日、竹橋の近代美術館に行って『ゴードン・マッタ=クラーク展』を見物した。実に面白くて、つい集中してしまい、そのうち、「寒い!」と気づき、しばらく我慢していたが、さらに頭が痛くなってきてしまった。それで、監視のお姉さんに、寒いので一旦外に出ることことはできますか? 日向ぼっことかしたいので、と尋ねてみた。こういうことはダメ元なのである。そうしたら、半券を提示すればオッケー、受付に肩掛けの準備もある、と丁寧に教えてくれた。で、一旦外に出て、日向ぼっこをした。実にお日様がありがたかった。なのに、その次の次の日の今日は、こうして日陰を探している。つづく→

 

 

藤村克裕

立体作家、元京都芸術大学教授の藤村克裕先生のアートについてのコラムです。

藤村克裕 プロフィール

1977年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。

1979年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。

内外の賞を数々受賞。

元京都芸術大学教授。

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